時空を超えて結びついた二つの救出劇。エルトゥールルの物語が映画になります。
いまだから 語りつぎたい物語があります
2011年3月11日。日本は未曽有の大惨事に直面しました。
史上最大の大地震と津波が多くのものを飲みこみ、そして奪っていきました。
世界中がこのニュースにすぐさま反応し、立ち上がり、それぞれができることを日本へ向け発信・行動してくれています。
多くの助け、力を借りて、これから復興への道を歩もうとしています。
そこには国や文化を越えた、多くの“絆”があります。
そして今こそ、その人と人の“絆”の大切さが大きく問われています。
120年前、串本町大島・樫野でのトルコ人救出劇。
その95年後のイラン・イラク戦争中のテヘランでの日本人救出劇。
この映画はふたつの救出劇をひとつにして描く事で、同じ“絆”を再認識させ、後世へ伝えるものとなります。
今こそ、日本に、そして世界にこの映画が必要とされる時なのです!
脚本
小松 江里子
2007年、NHK朝のテレビ小説『どんど晴れ』にて岩手県を舞台とした初の連続テレビ小説を担当。
2009年のNHK大河ドラマ『天地人』を担当し、社会において発生する格差など現代社会に通じる問題、
様々なテーマを盛り込みながら、兼続の生涯を描き上げ、各方面にて評価される。
2008年、『橋田賞』を受賞。
監督
田中 光敏
劇場映画初監督作品『化粧師-kewaishi』では2001年東京国際映画祭コンペ部門出品・最優秀脚本賞受賞。
『精霊流し』(03)では、さだまさし原作の小説を映画化し、第21回日本映画復興奨励賞を受賞。
2009年9月東映系全国ロードショー『火天の城』では日本アカデミー賞優秀美術賞受賞。