雑誌「歴史街道 2013年 03月号」にて、エルトゥールル号事件が特集されています！
内容：エルトゥールル号の奇跡・時を越えた友情
「私たちは、この恩を決して忘れません」。
明治23年(1890)、親善目的で来日していたトルコ軍艦エルトゥールル号が、帰路、和歌山県串本沖で台風に遭い沈没。乗組員500人以上が亡くなります。しかし串本の人々は命がけで救出にあたり、69人を救いました。
それから95年。イラン・イラク戦争最中の昭和60年(1985)３月。イラクのフセイン大統領は48時間後にイラン領空の航空機を無差別攻撃すると宣言、テヘランの外国人は緊急脱出しますが、日本政府は救援機を出せず、幼児を含む日本人200数十人が取り残されました。死の危険を前に絶望が襲ったその時、トルコが立ち上がります。日本とトルコの奇跡の絆を、ぜひ心に留めて下さい。
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- エルトゥールル号に想う
- 黒鉄ヒロシ
- 総論恩は忘れない…「真心」で結ばれた時、奇跡は必ず起きる
- 童門冬二
- ビジュアル1遥かな故郷へ…帰途に待ち受けた悲劇
- ビジュアル2「救援機は来ない」テヘランの日本人が絶望したその時…
- ビジュアル3東日本大震災とトルコ大地震…互いに支え合って
- 諦めるな、一人でも多く助けろ…遭難者救命に奮闘した串本の人々
- 秋月達郎
- 特別インタビュー 無事に帰ったかな…地元に伝わる「熱い一日」の記憶
- 濱野昭和/堀口徳弘
- 今こそ日本人の心意気を示せ…両国の架け橋となったある男の思い
- 松田十刻
- コラム トルコの小学校五年生の教科書
- 特別インタビュー映画化と海洋発掘…串本からドラマとロマンを伝えたい
- 高井英二/榎本広志
- 「友よ、心配するな」絶望に満ちた戦場の空に、トルコ機現わる
- 秋月達郎
- 特別インタビュービルセル大使からの電話は、まさに「地獄に仏」でした
- 野村 豊
- 特別インタビュー救援機は日本人を優先…忘れられないオザル首相の決断
- 森永 堯
- 特別インタビュー機内の大歓声と拍手…あれほどの歓喜を他に知りません
- 沼田凖一
- 特別インタビューラジオで話すたびに、どうしても涙を流してしまいます
- 鈴木杏樹
- ビジュアル4甦る乗組員の息づかい ―海洋発掘調査プロジェクト
- 赤木正和
- 特別インタビュー「人として大切な心」と郷土への「誇り」を子どもたちに
- 樫尾眞知子
- 時間も国境も越えて、友情で結ばれたトルコと日本は「心の隣人」
- 駐日トルコ共和国大使 セルダル・クルチ
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