「海難1890」は第39回日本アカデミー賞で2部門の最優秀賞を受賞いたしました!これからも「特定非営利活動法人 エルトゥールルが世界を救う」は、トルコと日本の時空と民族を越えた相互協力の精神をテーマとした映画製作を通して、アジアから世界平和へのアピールを発信しています。

第13話 『串本町との出会い』

2013年1月27日 高星輝次

1986年2回目のテヘラン赴任から帰国し、それ以降も時々思い出したようにイラン戦友会は継続しているものの、私の中ではテヘランは過去の思い出となっていった。

2004年NHKが当時の人気番組プロジェクトXという番組で、「撃墜予告 テヘラン発最終便フライトに急げ」という番組を放映した。1985年3月の邦人テヘラン脱出劇を取り上げたものである。これを契機に2004年9月には久々の戦友会を恵比寿にて開催した。

お互いの無事を喜び、そして時間の経過を実感していた。

2009年4月30日一緒にテヘランを逃げ回った当社営業部のH氏の計らいで、日比谷にて当時の当社中近東営業部イラン班OB・OGの会が開催されて、参加させていただいた。

このOB・OGの会に向けて、沼田さんより「NHK和歌山が取材に入りたいと言ってきているが協力してもらえないか?」との要望が出てきた。何事かと聞けば、沼田さんはテヘランからトルコエアーで救助していただいて以来、ずっとその恩返しについて考えていたという。

そして1999年8月17日、トルコ北西部でM7.4の大地震が発生し16000人もの方が犠牲になったニュースに接し、居てもたってもいられず行動を起こしたという。トルコへの義援金の送り先を探す中で、和歌山県串本町がトルコと親交が深く国際協力などに使っていただけるふるさと納税制度ができることを知り寄付をしたという。

この沼田さんのふるさと納税が串本町のふるさと納税の第1号であった様で、センセーショナルに取り上げられていったという。

この時私は初めて1890年9月16日、和歌山県樫野(現串本町)沖でトルコの軍艦エルトゥールル号が台風で座礁・遭難し地元の方の献身的救助劇があったことを知った。

NHK和歌山の取材を了承し、懐かしい面々との楽しいOB・OGの会となった。営業部のH氏、沼田さん、高星はNHK和歌山のインタビューなども受け、「次のイラン戦友会は串本町で開催かな?」と軽い冗談を言った。この後始まる日本-トルコ友好120周年記念行事への入り口となるとはまだ想像だにしていなかった。

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NHK和歌山の取材を受ける沼田さん

こちらの記事は、トルコ・イタリア・ポルトガル雑貨のオンラインショップ「JUNPERIAL SHOP」様がホームページで掲載されている、『イラン・イラク戦争 奇跡の救出劇「~日本・トルコ友情物語~ -高星輝次さん編-」』から、店主のJUNKO様のご厚意により転載させていただいているものです。

人々の物語

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