2013年8月31日 沼田凖一
2010年以後、日本とトルコの交流がこれまでになく頻繁に行われました。私もその交流に入らせていただきましたので、1985年の「テヘランからのトルコ航空による日本人救出」の出来事を出来るだけ多くの人々に語り伝えよう、その事によって、日本とトルコの友好の絆を発展させる一翼を担いたいと思う様になりました。それを実現する為には、今、自分の周りにいる人達だけでは無く広く目を向けて行かなければいけないとの思いに至りました。
そこで、日本とトルコの友好の活動をされている団体などとの出会いを増やしたいと思い、幅広くコンタクトする事を始めた結果、KC会、日本トルコ友情コンサート実行委員会、トルコ航空日本支社、早稲田トルコ・ホリックサークル、クリエーターズユニオン、ユヌス・エムレトルコ文化センターなど大変多くの方々との出会いが有りました。
この多くの出会いの中でも、早稲田大学トルコ・ホリックサークルの皆さんからは2011年2月に体験談を話す機会をいただいたことから、5月には「早稲田大学トルコデー」で体験談を話させていただきました。
そして、2011年11月3日から6日には、10月23日にトルコ東部ヴァン県で発生した大地震で被災された人達の為にと、早稲田大学トルコ・ホリックサークルの募金活動に一緒に入らせていただきました。それと前後して、日本・トルコファン倶楽部など多くの日本・トルコ友好の活動をされている方々との出会いが有りました。
私は、2008年に初めて日本とトルコの友好の関係の成り立ちを知る迄は、トルコの隣国のイランに十数回出張したにもかかわらず、トルコに関しての認識は、イランには結構多くのトルコ人が仕事をする為に来ている、という位で、それ以上の事を知る機会は有りませんでした。
2008年に、エルトゥールル号の遭難事故から始まった、日本・トルコ友好の歴史を知った事から、在日トルコ大使館、串本町、兵庫県国際交流協会、トルコ文化センター、NHK和歌山放送局、和歌山県の向山さんとも出会い、そして、2011年9月、遂に日本・トルコ協会の会員にさせていただきました。この様に、日本とトルコの友好関係向上の活動をしている団体と出会い、本当に多くの日本人はトルコが好きでトルコの事を広めたいと活動している事を知りました。 この様な人達の心、長年に亘る行動が私の命を助けてくれた訳で言わばこの方達もまた私の命の恩人なのです。ですから、何とか恩返しが出来る様にしたいと思っています。
また、これ迄に交流をさせていただいている多くのグループに加え新たに、大島小学校、数社の新聞社、PHP研究所、経団連若手・中堅層勉強会、牧門堂、東奥日報社、富士通ファミリ会などますます交流の輪が広がって来ています。この出会いをさせていただいた多くの人達と日本トルコ友好の絆を広げて行きたいものです。更には、イラン戦友会の皆と協力して、トルコ航空で助けられた日本人が手を結び、活動が出来たらどんなに嬉しいか判りません。