2013年3月1日 高星輝次
1985年3月19日、逃げ場を失った私たち日本人のために危険を覚悟の上で、志願して機長としてフライトをしてくれた、トルコエアーの当時機長のオルファン スヨルジュ様が、2013年2月24日86歳の生涯を終えられました。
イラク フセイン大統領が、民間航空機と言えども攻撃対象とすると発表しその開始時間が迫る中、自国民(トルコ国民)が陸路を自力避難しているというのに、日本人を助けるために操縦桿を握ってくれたオルファン スヨルジュ機長。
2010年 25年の時間が経過した中、駐トルコ日本領事館(イスタンブール)の領事の計らいで再会を果たすことができました。
オルファン スヨルジュ機長は、やさしい目で私たちを迎えてくれました。
温かくやわらかい手で握手をしてくれました。
そして、テヘランからの日本人救出の際のクルーは最強のメンバーが集まったと胸を張って言っておられました。
私たちの命の恩人です。
オルファン スヨルジュさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
合掌
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